【悪魔の実】動物(ゾオン)系の「幻獣種」キャラ総まとめ~今後登場する新能力も大予想
「幻獣種」とは、動物(ゾオン)系 悪魔の実の中の1種です。
「自然(ロギア)系よりもさらに希少」とされ、伝説上の獣や怪物たちの稀有な能力を得ることができる悪魔の実とされています。
今回は、ワンピース本編に登場済みの幻獣種と、その能力を得たキャラクター達を一覧でまとめていきたいと思います。
また、今後の展開に合わせて登場するかもしれない幻獣種の能力を大予想していきます!
それでは、まいりましょう。
目次
トリトリの実 幻獣種 モデル “不死鳥(フェニックス)”:マルコ
本編に登場した最初の幻獣種は、白ひげ海賊団の1番隊隊長であるマルコのフェニックスです。
頂上戦争では大将・黄猿のレーザー攻撃を真っ向から受け止め、「不死鳥のマルコ」の名にふさわしい回復能力を披露しました。
出典:ワンピース コミック 第57巻より
マルコの持つ不死鳥(フェニックス)の能力は、劇中で「いかなる攻撃を受けても炎と共に再生する」と語られており、驚異的な自己回復や治癒能力があります。
ただし、この再生能力には限界があるようです。
“復活の青い炎”によってキズを再生できる不死鳥の能力により、攻撃を無効にできるのです(再生に限界あり)。
出典:ワンピース コミック 第58巻 SBSより
この回復能力は自身の傷だけでなく、他者へのヒーリング能力も持ち合わせるようです。
新世界にある白ひげの故郷の島では、フェニックスの能力によって島民や動物たちの治療を行うシーンも描かれました。
出典:ワンピース コミック 第90巻より
マルコはこの治癒の能力を用いて、白ひげ海賊団では船医者も兼任していた様子です。
加えて、不死鳥は「火の鳥」でもあります。
フェニックスはギリシア語では「ポイニクス」と発音し、赤や紫といった炎の色を表す言葉が由来となっていると言われています。
しかし、マルコの炎は「再生の炎」であるため、燃焼したり熱を帯びたりといった炎の性質を持ちません。
この青い炎には、実は燃え広がったり、高熱だったりという、本来の炎の持つ特性はありません。
出典:ワンピース コミック 第58巻 SBSより
また、伝説上のフェニックスの設定どおりであれば、寿命を迎えても蘇ることができます。
この設定を加味すると「マルコも不老不死なのか?」という疑問が湧きますが、
「不老不死」というキーワードは別件でオペオペの実の隠された能力として登場しているので、マルコの能力はあくまで「回復」の域を出ないのでは?と筆者は推定しています。
そして、当たり前ですがトリトリの実の能力に標準装備の「飛行能力」も持ち合わせています。
マルコの不死鳥(フェニックス)の能力をまとめると以下の通りです。
■モデル”不死鳥(フェニックス)”の能力
- 自己再生能力(限界あり)
- 他者(+動物も?)の治癒能力
- 飛行能力
ヒトヒトの実 幻獣種 モデル”大仏”:センゴク
2人目の幻獣種持ちのキャラクターは、元海軍元帥のセンゴクです。
「仏のセンゴク」という二つの名をそのまま体現してしまっている能力で、能力発動と共に「白毫(びゃくごう:仏の額にある点)」や「螺髪(らほつ:仏の巻き毛)」が現れます。
出典:ワンピース コミック 第58巻より
モデル”大仏”の能力として、まずは身体の巨大化があります。
大仏となったセンゴクの身長は目算で8メートルほどでしょうか…ビッグマムと同程度ぐらいの大きさはありそうです。
加えて、この巨体による純粋な腕力の向上があるものと思われます。
マリンフォードの頂上決戦においては、ゴムゴムの風船で弾性を増したルフィを、拳で処刑台ごとなぎ倒しています。
出典:ワンピース コミック 第59巻より
そして、この大仏の能力の最大のポイントが「衝撃波」です。
ワンピース世界で衝撃波と言えば、空島の「衝撃貝(インパクトダイアル)」やバーソロミュー・くまの「熊の衝撃(ウルススショック)」、花ノ国の武人が用いる「八衝拳」などがありますよね。
純粋に悪魔の実の能力に依存する技もあれば、武器使用によるもの、鍛錬の末に会得できるものなど様々でしょうが…。
“大仏”の攻撃による、独自の描画表現がされていることからも、センゴクの放つ衝撃波はモデル”大仏”の固有能力と見て間違いないでしょう。
この衝撃波はかなり広い攻撃範囲があるようで、作中では脱獄組も合流した新生・黒ひげ海賊団の大半を巻き込んでダメージを与えています。
その他、創造の域を出ませんが、”大仏”の能力としては「五通」や「六神通」と呼ばれる神通力をモデルにした能力が備わっているかもしれません。
ろくじんずう/六神通
①神足通(如意にょい通、神境じんきょう通ともいう。思い通りにどこにでも行ける自在の通力)
②天眼通(死生知ともいう。あらゆるものを見通し、未来の人々の転生をも知る能力)
③天耳通(あらゆる音、声を聞く能力)
④他心通(他人の心のありさまを知る能力)
⑤宿命通(自身の無限の過去を知る能力)
引用:新纂浄土宗大辞典
「神足(じんそく)通」の能力は実際にセンゴクが使いそうですね。瞬間移動のようなイメージでしょうか。
「天眼(てんげん)通」は未来視、「他心(たしん)通」はテレパシーのようなものだと思われるので、「見聞色の覇気」による察知能力や未来予測のモチーフに採用されていそうです。
同じく神や仏をモチーフに創造されたであろう神・エネル達が使用していた「心網(”マントラ”=見聞色の覇気)」がこれに当たるのではないでしょうか。
「天耳(てんに)通」は、本編に未登場の悪魔の実や特殊能力のモチーフにされていそうなので、これもセンゴクが使える可能性は薄そうだと予想します。
海賊王ロジャーやルフィ、モモの助に備わっている「万物の声を聞く能力」が「天耳通」をモデルにしていそうです。
最後の「宿命(しゅくみょう)通」は解釈が難しいところですね…前世や生まれ変わりを示唆する能力なのでしょうか?
どちらにしろ、初めの「神足通」以外はバトル漫画としての表現が難しい気がするので、モデル”大仏”に未登場の能力があるとすれば、瞬間移動や高速移動のようなものだと推測しています。
といったところで、センゴクの大仏の能力をまとめると以下の通りです。
■モデル”大仏”の能力
- 巨大化
- 腕力強化
- 衝撃波
- (筆者の予想)瞬間移動もしくは高速移動
イヌイヌの実 幻獣種 モデル”九尾の狐”:カタリーナ・デボン
3人目の幻獣種持ちのキャラクターは、黒ひげ海賊団の「史上最悪の女囚」、カタリーナ・デボンです。
カタリーナ・デボンの能力は九尾の狐、いわゆる「妖狐」の能力です。
古来より、九尾狐は中国や日本の伝説上で、傾国を図る美女に化ける存在として有名です。
有名どころでは「華陽夫人」や「玉藻前(たまものまえ)」など、絶世の美女に化けて時の朝廷を脅かし、退治や撃退されるという一連の流れで物語が紡がれます。
お世辞にもデボンは美女ではありませんが、こういった九尾の「悪女」「化ける」といったイメージにピッタリかもしれません。
さて、そんなデボンの九尾の狐の能力は、元々得ていたのか黒ひげの一味が行っている「能力者狩り」によって手に入れたものかは不明ですが、特定の人間に化ける能力があるようです。
出典:ワンピース コミック 第92巻より
「誰かに化けるってマネマネの実と一緒じゃん」と思った方も多そうですが、本編をよく見ると、アブロサムに化けていたデボンは実体に戻る際に、着ている服まで変化しています。
ボン・クレーのマネマネの能力は変化する相手の服装まではマネできず、予備を奪うなどして対応していたので、九尾の能力が上位互換である可能性がありますね。
出典:ワンピース コミック 第56巻より
劇中ではまだ「人に化ける」というシーンしか描かれていませんが、九尾の狐がモチーフなので、もしかするとモノや現象に変化する能力もあるかもしれません。
その他、九尾(妖狐)の能力として持ち合わせていそうなものは以下のとおり。
■モデル”九尾”の能力
- 変身(モノにも変化できる?)
- (筆者の予想)空狐(くうこ)の「神通力」
- (筆者の予想)天狐(てんこ)の「千里眼」
- (筆者の予想)狐火
実はひとえに「妖狐」といっても、様々な階級や分類があります。
格付けにも複数のものがあり、複雑なのでここでは割愛しますが、主に神通力などの超常的な力を用いることが多いようです。
デボンも、センゴクの使った衝撃波のようなものや、テレキネシスなどを技として持っているかもしれません。
また、「天狐」と格付けされる妖狐は千里眼(遥か遠くのものを見る能力)を持っています。
こちらは、近しいところで同じく黒ひげ一味のヴァン・オーガーと被ってしまうのでナシでしょうか。
同様に、狐と言えば「狐火」という超常現象も連想しますが、火を扱うキャラクターは他にたくさん登場していますし、何より「狐火の錦えもん」と被るので無しの方向かな…。
というわけで、デボンの九尾の能力についてはまだまだ予想するのに材料不足の状況です。
幻獣種 モデル”ドラゴン”:カイドウ
四皇である百獣のカイドウも、幻獣種の能力の持ち主であることが判明しています。
カイドウはドラゴンに変身する能力を持ちますが、「ヘビヘビの実(蛇)」なのか「サラサラの実(トカゲ)」なのか判明していません。
ただし、後述する黒炭オロチが「ヘビヘビの実 モデル”ヤマタノオロチ”」なので、十中八九、カイドウもヘビヘビの能力なのでは?と予想しています。
出典:ワンピース コミック 第91巻より
ドラゴンに変身する能力なので、ぶっちゃけ龍にできることがそのまま能力になっている様子です。
現時点で判明している、モデル”ドラゴン”の持つ能力は以下のとおり。
■モデル”龍(ドラゴン)”の能力
- 巨体化
- 飛行能力
- 火炎弾(レーザー?)を吐く能力
- (筆者の予想)天候操作
まず、元々巨体であるカイドウが、ドラゴンに変身することでさらに巨大化します。
これまでルフィ達が対峙した相手としては、ラブーンや海王類等を除いて、最大の相手なのではないかと推定されます。
そして、竜なのでモチロン空を飛べます。
龍なので、もちろん口から火を吐くことも可能です。
出典:ワンピース コミック 第92巻より
この熱線攻撃は「熱息(ボロブレス)」という技名で、ワノ国・おでん城跡を山ごと吹き飛ばすという超火力を持っています。
巨体と飛行能力の2点だけでもチート級の強さなのに、火炎放射もできるなんて恵まれた能力ですよね…!
その他に、ドラゴンの能力として、「天候を操る能力」や「水を操る能力」は備わっていそうだと考えています。
古来より、主にアジア圏では龍は天候や水を司る存在として知られているので、カイドウにもこういった能力があるのではと予想。
天候を操る能力はナミやエネル等と被ってしまうのですが、龍に変身したカイドウの登場シーンには暗雲が立ち込める描写がされているので、何かしら気候を操ることができるのでは…と筆者は推測しています。
出典:ワンピース コミック 第92巻より
逆に、水を操る能力は、悪魔の実の弱点となってしまうので、ナシの線かなーと思いますが…。
とはいえ、天候を操るのであれば雨を降らすこともできるはずなので、どちらにしろ水や水流を操作する力を持っていてもおかしくはないと思います。
ヘビヘビの実 幻獣種 モデル”ヤマタノオロチ”:黒炭オロチ
5人目はワノ国の将軍である黒炭オロチのヤマタノオロチの能力です。
「オロチ」という名前が出た時から各所で予想がされていましたが、予想通りの能力者として登場しました。
出典:ワンピース 第932話より
ヤマタノオロチ(八岐大蛇)は日本神話に登場する怪物で、8つの頭と尾を持つ大蛇です。
黒炭オロチも変身後は8本の首を持つ巨大なヘビと化します。
今後のワンピース本編の展開として日本神話を元に物語が進むのであれば、須佐之男命(スサノオノミコト)がしたように
強い酒によって酩酊したところを倒されるプロットがあるかもしれません。
また、伝説上ではヤマタノオロチの討伐後に、その尾から「草那藝之大刀(天叢雲剣,草薙剣)」が見つかっていますので、何かしら神剣にまつわるエピソードが待っているかも…。
剣と言えばワノ国にはたくさんの侍がいますし、麦わらの一味の剣士であるゾロがオロチを倒す、という展開も予想されますね(ブルックはガラじゃないので置いておいて…)。
トリトリの実 幻獣種 モデル”鵺”:虎次(トラツグ)
本編ではありませんが、ワンピース20周年を記念して京都で催されたイベント「ONE PIECE ART NUE 大覚寺「魔獣と姫と誓いの花」展」で登場したトラツグというキャラクターは、「鵺(ヌエ)」という妖怪の能力者です。
「ヒョーヒョー」とトラツグミという鳥の鳴き声に似た、不気味な声で鳴くとされています。
ヌエの能力を授かったトラツグという男の名は、このトラツグミが由来でしょう。
出展:ONE PIECE ART NUE 大覚寺「魔獣と姫と誓いの花」展
「魔獣と姫と誓いの花」展に登場した鵺は、狸ではなく獅子の胴体となっています。
ワノ国の都「ヨウ」という、おそらく京都を模した町にはぴったりなキャラクターですね。
解説にある限り、鵺の能力は「火のような手のような何かをまとっており、龍が雲をつかんで飛ぶ様に それをつかんで飛ぶ」とのことなので、トリトリの実が持つ飛行能力は持ち合わせるようです。
バットバットの実 幻獣種 モデル”バンパイア”:パトリック・レッドフィールド
パトリック・レッドフィールドはゲーム「ONE PIECE アンリミテッドワールド レッド」にオリジナルで登場した敵キャラクターです。
ルフィ達が引き起こしたインペルダウンの事件により、LEVEL6「無限地獄」から脱獄した大物で、かつてロジャーや白ひげ達と同じ時代に「孤高のレッド」として知られていた大海賊です。
レッドは仲間を持たず、たった一人でロジャーや金獅子のシキ達と渡り合ったという設定があるため、個人の戦闘力は相当なものがあります。
また、レッドは元々かなり強力な「見聞色の覇気」を持っており、他者に触れればその記憶を読み取ることが可能です。
この「他人の記憶」から後述する部下のパトの能力を使って幻影を生み出し、作中ではルフィ達が過去に戦った強敵を再登場させ使役します。
レッドの持つモデル”バンパイア”の能力は以下のとおりです。
■モデル”吸血鬼(バンパイア)”の能力
- 吸血鬼に変身する
- 他者を吸血して若さを吸い取る(不老不死)
- 闇に紛れる
吸血鬼に変身することで鋭利な爪などが備わり、これで強力な切り裂き攻撃を行います。
また、若さを吸い取ることで全盛期のパワーを引き出したり、闇を纏って高速攻撃するなどのヴァンパイアらしい能力も持つようです。
イヌイヌの実 幻獣種 モデル”化狸”:パト
パトはレッドを親分と慕って付き従う、 人間の言葉を話す狸です。
その正体は「イヌイヌの実 モデル“化狸”」を食べた筆です。
パノの”化け狸”の能力は、葉っぱに文字を書くことで自由にモノを作り出すことができます。
筆といえば、ワノ国のカン十郎の持つ悪魔の実の能力も筆で書いたものを実体化させるので、かなり近い能力のようですね。
この能力を使い、麦わらの一味が戦った敵キャラクターを具現化しているので、使い方次第では非常に強力なスキルと言えるでしょう。
今後登場する悪魔の実「幻獣種」を大予想
ここまで、ワンピース本編やスピンオフ作品に登場済みの能力者について紹介してきましたが、ここからはこれから登場するかもしれない幻獣種について予想をしていきます。
イヌイヌの実 幻獣種 モデル”ケルベロス”:黒ひげ
黒ひげことマーシャル・D・ティーチの持つ能力が 幻獣種 モデル”ケルベロス”なのではないか?という噂が昔からありますね。
ティーチは実際に、劇中でサッチを殺害して奪った悪魔の実「ヤミヤミの実」と、白ひげから何らかの方法で奪った「グラグラの実」を持っていますが、隠された能力がケルベロスのものではないか、という考察です。
出典:ワンピース コミック 第59巻より
こちらの考察に関しては別で詳しく行うとして、その概要だけはさらりとお話できればと思います。
そもそも、ケルベロスというのはどういった魔物なのかというと、ギリシア神話に登場する3つ首の犬で、「冥府の番犬」としてハーデースに仕える怪物です。
冥界の入り口を守護しており、亡者を貪り食います。
三つ首の犬なので、それぞれの首に自我があり、3つの魂があるとも解釈できます。
黒ひげが複数の能力を手にできたのも、この複数の魂が1つの体に宿っているから成し得たのでは?というのが「黒ひげ=ケルベロス」説の発端です。
ティーチは「体の構造が異形」「人の倍の人生を歩む」と他キャラクターから紹介されているので、これもケルベロスの能力のことだと推測されているようです。
それを裏付けるかのように、黒ひげ海賊団の旗印には三つのドクロ=三つ首が描かれています。
出典:ワンピース コミック 第25巻より
ネット上の様々な説から、この黒ひげ=ケルベロス説はかなり角度の高いものではないかと筆者も考えています。
前述したヤミヤミ、そしてグラグラの能力に加え、ケルベロスの能力も仕えるのであれば強大な戦闘力がありそうですね…!
「冥界の番犬」として、ケルベロスの能力が持っている力としては、以下が思いつきます。
■モデル”ケルベロス”の能力予想
- 犬の能力(嗅覚や聴覚、キバや爪による攻撃力)
- 唾液からの猛毒分泌
- 悪魔の実の能力を死者の魂から引き剥がす能力
イヌイヌの実なので、当然ながら犬の持つ優れた嗅覚や聴覚、そして鋭利な牙やツメによる攻撃が可能です。
三つ首を持つので広い攻撃範囲を持つかもしれません。
ギリシア神話の逸話を元にするなら、ケルベロスの唾液からは猛毒植物のトリカブトが生まれたとされており、能力発動で毒液付きの噛み付き攻撃も可能かもしれません。
そして、やはりケルベロスの能力として特筆すべきなのは、おそらく持ち合わせているであろう「悪魔の実の能力を奪う能力」。
亡者を喰らう、というケルベロスの逸話がモチーフとなっていると思われますが、ティーチはこの能力によって白ひげからグラグラの能力を奪ったり、黒ひげ一味に「能力者狩り」をさせ、戦力強化に用いているのではと推測されます。
ヒトヒトの実 幻獣種 モデル”天使”:ラフィット
黒ひげ海賊団の巨漢船長の1人であるラフィットは、大きな翼を生やす姿が描かれているので、ヒトヒトの身 モデル”天使”なのでは?と噂されています。
出典:ワンピース コミック 第56巻より
インペルダウン襲撃時の黒ひげ一味をよく見てみると、ラフィットの両腕が白い翼に変化しており、空中に浮遊しています。
この姿は確かに天使っぽいですが…、筆者としては「ラフィット=天使」説には否定的です。
理由としては、もし天使に変身できるのであれば、翼は背中から生えるのでは?と思うからです。
上記の一般的な天使の姿を見てみると、腕が羽になっているのではなく、背中から翼が生えているのがわかると思います。
ラフィットは両腕が翼になっているので、天使の能力ではなく、トリトリの実などの通常の動物系能力者なのではないでしょうか。
もしくは、カイドウ率いる百獣海賊団のギフターズのように、体の一部だけ鳥類に変化する能力とか…。
真偽のほどはわかりませんが、ラフィットも登場回数が少ないので、これから能力が明かされるのが楽しみですね!
幻獣種と古代種の違いとは
動物系(ゾオン)の幻獣種と古代種の違いは、前者は空想上の魔物や怪物などに変身する能力で、後者は絶滅した古代生物に変身する能力です。
古代種の能力者たちは今回ご紹介した幻獣種と同様に希少で、主に恐竜などに変身する能力を持っています。
現時点(2019年6月現在)で古代種持ちだと判明しているキャラクターのまとめは以下のとおりです。
■ゾオン系 古代種持ちキャラクター
- 百獣海賊団 飛六胞 X(ディエス)・ドレーク… リュウリュウの実 モデル”アロサウルス”)
- 百獣海賊団 大看板”干害のジャック” … ゾウゾウの実 モデル”マンモス”
- 百獣海賊団 飛六胞 ページワン … リュウリュウの実 モデル”スピノサウルス”
- 百獣海賊団 大看板”火災のキング” … リュウリュウの実 モデル”プテラノドン”
上記のように、主に百獣海賊団の面々が古代種の能力持ちが多い印象です。
今後の展開として、最も有名な恐竜であるティラノサウスル(T-レックス)は、間違いなく本編に登場するのではないかと予想されます。
動物系 悪魔の実の幻獣種のまとめ
幻獣種のまとめ、いかがでしたでしょうか。
尾田先生は数多くのおとぎ話や海外の神話からプロットを練られるので、今後も数多くの幻獣種の能力者が登場するものと思われます。
まだ見ぬ能力にワクワクしますね!みなさんも、どういった能力が登場しそうか想像してみてください。